ねこだまし!

ネコとアートとカメラとわたし

デジタルなまはげとライゾマ

digi-namahage 2

www.ntticc.or.jp

NTTインターコミュニケーションセンターで、市原えつこ「デジタル・シャーマニズム——日本の弔いと祝祭」を見てきました。

凄かったのが“デジタルなまはげ”。
カッコイイのひと言。


digi-namahage 1

顔はドローンとカメラで作られています。


www.ntticc.or.jp

ちゃんとひとが入ることができるみたいで、それも見てみたいです。


同会場ではアート+コム/ライゾマティクスリサーチ 光と動きの「ポエティクス/ストラクチャー」も開催されていて、こちらはPerfumeのライブ映像でもおなじみのライゾマを目当てに行ってきました。

ビデオではPerfumeも担当しているMIKIKO先生が振り付けをしたと思われる作品があったり、シンガポールチャンギ空港の「キネティック・レイン」があったりとなかなか楽しめます(ビデオ作品は撮影不可)。


インスタレーション作品は2つあり、ひとつは光を照射した鏡が回転するもの。


distortion 2

distortion 1


もうひとつは天井から吊るされた円形の鏡と光の作品。
こちらの方が立体的で不規則が動きと光の使い方が面白かったです。


RGB|CMYK Kinetic 2

RGB|CMYK Kinetic 1


ライゾマティクス (世界のグラフィックデザイン)

ライゾマティクス (世界のグラフィックデザイン)

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B

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シャッターチャンス

cat

斜め構図ってあんまり好きじゃないんですよね。

なんとなくオシャレ写真っぽいでしょ?みたいなのが。
変な空間が空いてることが多くて、本当に意図あります?どんな意味なんです?って思ってしまうんですよね。

なのでほとんど斜め構図は撮らないんですが、これは思いっきり斜め。
狙ったわけではなく、純粋にネコを追いかけていった結果です(笑)


ナムジュン・パイク『2020年 笑っているのは誰?+?=??』展を観てきました

eyes

ワタリウム美術館ナムジュン・パイク『2020年 笑っているのは誰?+?=??』展を観てきました。
館内は撮影禁止だったので写真はないんですが、凄いの一言。

韓国系だということ、ビデオ・アートの代表的・先駆者的な存在。坂本龍一との交流と「ケージの森/森の啓示」という作品くらいしか予備知識はなかったんですが、「ケージの森/森の啓示」に圧倒されました。

吹き抜けを利用して作られた森にテレビモニターが「なって」いて、そこにジョン・ケージが映し出されている。さらに地面に置かれたモニタからは坂本龍一演奏の沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」が流れている。なんとも不思議な空間。室内に出現した森(実際には林のような感じ)だけでも非日常なのに。
この作品はひとつ上のフロアから見下ろすこともでき、また違った印象を得ることが出来ます。



坂本龍一 - ちんさぐの花 (opera LIFE - Evolution of Life )


「ニュー・キャンドル」は実際に灯したろうそくを撮影し、リアルタイムで複数のプロジェクターで投影するもの。RGBが分割され各色になったろうそく、そのままのろうそくがゆらゆらとゆれているのはなんとも言えない居心地の良さがあります。一方で、そこにあるはずの本物のろうそくのリアリティが感じられなくなったりも。
現代のデジタル社会風刺にもつながっているような気がしましたが、ナムジュン・パイクはテクノロジーを人間側に持ってくるひとなので誤読なんでしょうね。



Anoteher look at "One Candle, Candle Projections" by Nam June Paik, DC, 2011.



他にも「ロボット家族」、実際にシルクロード各国の日用品を並べた「ユーラシアのみち」、モニターで作られた生家の大門、どれもエネルギーを感じることのできる作品です。

ヨーゼフ・ボイスとの関係も興味深かったです。
ふたりの友情を感じると共に、死んでここまでの弔いをしてもらったら幸せなんだろうな、などと考えてしまいました。



ワタリウム美術館 - ナムジュン・パイク『2020年 笑っているのは誰?+?=??』
watari-um - exhibition ナムジュン・パイク、没後10年、2020年笑っているのは誰



冒頭の写真はワタリウム美術館前の建物。


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