森美術館に『宇宙とアート展』を観に行ってきました

森美術館に行くといつも思うんですが、エレベータでチケットカウンターに行ってしまうと階段のコレが見られないですよね。

www.mori.art.museum
公式サイトはこちら。

まずは入ってすぐの曼荼羅に圧倒されます。
博物館と違ってガラスケース越しじゃないので目の前で見ることができ、細部も観察できます。
胎蔵曼荼羅と金剛界曼荼羅があるんだよねー、くらいの知識しかないので意味はわからないんですが単純に美しい。

撮影可能な作品も多数あります。

作品名は失念してしまいましたが、繊細な葉が印象に残っています。

榎本武揚が岡吉国宗に制作を依頼した流星刀。
美しい。

中世に不可解な宇宙からの現象が現れる姿を描いた作品。
ヨーロッパモチーフの作品はハレー彗星なのに、日本のものはなぜかモノリスっぽいもの。

コンラッド・ショウクロス『タイムピース』
機械のアームにライトが付けてあり、それが連動して動いています。
床には1本の円錐があって日時計のような影を作るんですが、ライトが3つあるので針も3本になり、絶妙な不安感が創出されています。
椅子があり座れるのでじーっと見入ってしまいました。

ちょうどレンズを向けた瞬間にタイミングよく、絵画の世界に入っていくように立ち止まった女性。

トム・サックス『ザ・クローラー』
圧倒的なサイズ感と手作り感。思わず「おお…」と言ってしまう。

空山基『セクシーロボット』
無機質な金属で作られているのにセクシー。

チームラボ『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく - Light in Space』
インタラクティブ・デジタル・インスタレーション。浮遊感と疾走感が気持ちいいです。4分20秒があっという間。

パトリシア・ピッチニーニ『ザ・ルーキー』
リアルな質感が最高にキモチワルイ（褒めています）。

荒俣宏さんのコレクションも多数。
ポップでどれも楽しいです。

他に竹取物語絵巻やダヴィンチやガリレオの手稿、宇宙ステーション関連の写真もあったりしました。
古今東西の柔らかいのから重いのまで様々な作品満載で楽しかったです。
情報量多すぎで消化しきれていないのでもう1回行きたいところ。

宇宙と芸術: かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ

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