ねこだまし!

ネコとアートとカメラとわたし

X-T2を購入しました(レビュー:作例あります)

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B

FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2 ボディ X-T2-B

X-T2を購入しました!

理由としては、E-M10の描写がいまひとつだなと感じることが多くなったためです。
いやもちろんマイクロフォーサーズなのでそこは織り込み済みなんですが。
納得して使ってましたし、このシステムでしか撮れなかった写真というのもあるんですが、大三元レンズをつけてしまうと一番の魅力だと考えていた軽量コンパクトという利点がスポイルされてしまう。写りも他のカメラと比較してしまうと「んんん?」と思ってしまうことが多くなっていました。

E-M1 Mark IIなら20MPだしAFも進化しているみたいですけど、ボディサイズは大きくなるし、値段も大幅アップ(初値だとD810の中古でお釣りがきますよ!)。センサーサイズは変わらずで画素数アップしているので高感度性能は大差ないでしょう。
だったら現時点で評判のいいX-T2にしちゃうのもありかなー?と思ったわけです。

そんなわけで、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO、M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 IIを下取りに出してX-T2を購入しました。

最軽量システムのためにE-M10ボディと12-40mm F2.8PRO、25mm F1.8、45mm F1.8はキープしてあります。
小さいは正義!の場面はたぶんあるので。たぶん。

あと、ライブコンポジットは最高ですね。星、夜景、花火を撮るためだけでもオリンパスのカメラを持っておく価値があります。


ボディと一緒に購入したレンズはこちらの2本。

Amazonの検索だとシルバーしか出てこないんですけど、実際には黒を購入しました)

F2シリーズにしたのは「軽量コンパクト・防塵防滴・AFが早い」とF値以外は優れている点。
「F1.4の方が繊細な描写」と言う声があるのは聞かなかったことにしましたし、開放のボケ味の違いに気づいてしまうKasyapaなどの作例は見なかったことにしました(笑)
もちろん値段が安いのもたいせつなポイント。


週末は試し撮りに行くぞ!ということでお出かけしたんですが、まずは六本木の富士フイルム東京サービスステーションへ。
富士フイルムはレンズレンタルをやっているので借りに行きました。身分証とクレジットカードの提示(コピーを取られますがレンタル終了後に破棄してくれます)と簡単なアンケートに答えるだけで、ほとんどのレンズが当日返却なら無料です。2本まで借りることができます。

fujifilm.jp


サービスセンターは10時からオープン。
ちょっと早く着いてしまったのでミッドタウンの中をウロウロしつつ23mmの試し撮り。

本記事の写真はRAW現像せず、JPEGをそのままアップロードしています。




X-T2 test shoot

開放から素晴らしい解像感。
通路の奥が白飛びしないダイナミックレンジの広さと明暗のコントラストの美しさ。


X-T2 test shoot

絞るとさらにパシっとした画に。
F2の解像力のピークはF4~5.6で、F1.4よりもやや高いとか。

スナップはこれ1本でいけちゃいますね。
22cmまで寄れるのもポイント高いです。寄りの作例は撮り忘れました!


借りたレンズの写真はこちら。

X-T2 test shoot

凄い表現力。

レンタルではXF56mm F1.2 APDを借りてミッドタウン内で何枚か撮ってみて(あれ?いまひとつ?)という感じ…だったんですが、移動する際に六本木駅で撮ったこれにビックリしました。


X-T2 test shoot

こちらは日比谷公園でやっていた「ご当地鍋フェスティバル」で。
前を通る時に火があがって、とっさに撮ったのにこの写り。


いままで腕が上がったと勘違いさせてくれたレンズはPENTAX DA☆ 16-50mm F2.8など何本かあったんですが、これもそのひとつに追加されました。
お値段がお値段なのですぐには買えないですが(笑)

しかしこのレンタルサービス、罠ですよねー。
自由に使えるのはすごく嬉しいんですけど、いいレンズが欲しくなっちゃいます。


X-T2 test shoot

後日、23mmで横浜の夕景を。
オレンジの灯りの柔らかさと青いビルの硬質さ、空のグラデーション。
どれもきちんと描写されてます。

大満足!